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2015-02-10 21:55    ルイヴィトンダミエグラフィットポルトフォイユブラザ
 トーヤは、ごくっとのどをならしてうなずいた。 「まず、わたしのたけにあう男用の着物。旅用の身軽なやつだよ。それから、この子のたけにあうのもね、一軒の店で両方買っちゃだめだよ。万が一にも足がつくとこまるからね。それから、大きな油紙《あぶらがみ》二枚と熊皮《くまがわ》一枚。十日はもつぐらいの干《ほ》し飯《い》と干し肉……。」  バルサは、青霧《あおぎり》山脈をこえるつもりだった。トーヤの商売は「たのまれ屋」である。つまりは便利屋で、たのまれたことは、なんでもこなす。だから、これくらいの買い物をおぼえるのは、お手のものだった。それに、トーヤが他人にかわって買い物をしていても、それが仕事なのだから、だれもあやしまない。バルサが彼をたよったのは、そのせいもあった。  トーヤは、真剣な顔できいていたが、やがて、ひとつ大きくうなずいた。 「まかせてくだせぇ、バルサさん。人に目をつけられねえように、ちゃんと気をくばりますから。サヤ、きょうはおまえも手伝ってくれや。」  無口なサヤは、トーヤから銅貨をわたされると、うれしそうにうなずいた。 「バルサさん、腹へってるでしょ? その坊やも腹ぺこって面《つら》してますよ。まず、ひとっぱしりノギ屋へいって、なんか朝飯《あさめし》を買ってきますよ。ちゃんと、川渡しのあんちゃんに朝飯をたのまれたっていいますから、安心してくだせぇ。」  トーヤはつむじ風のようにとびだしていって、あっというまに湯気《ゆげ》のたつ弁当を四つもってかえってきた。ノギ屋とは、ひとり者の川渡しやら、人足《にんそく》やらが弁当を買う店で、朝はやくからあいているのだ。  チャグムは、きたない床にすわるのをいやがって、ちょっとのあいだ強情をはってたっていたが、バルサが手ぬぐいを一枚しいてやると、しぶしぶ腰をおろした。トーヤとサヤは顔をみあわせたが、苦笑しただけで、べつに腹はたてなかった。 「さあ、食べましょうや。」  白木《しらき》のうす板をまげてつくられている弁当箱のふたをとると、よいにおいがたちのぼった。米と麦を半はんにまぜた炊きたての飯に、このあたりでゴシャとよぶ白身魚に、あまからいタレをぬってこうばしく焼いた物がのっかり、ちょっとピリッとする香辛料をかけてある。いい色につかった漬け物もついていて、なんともおいしそうだった。  おそるおそる箸でつっついてから、チャグムはほんのすこし、魚と飯を口にいれた。チャグムの目がまるくなった。 「うまいだろう、え? ここらの弁当屋じゃあ、ノギ屋がいちばんさ。」  チャグムは、トーヤをちらっとみて、かすかにうなずいた。  ほかほかの弁当は、とてもおいしかった。四人はむちゅうで箸をうごかし、タレのしみこんだ飯をかきこんだ。朝食がおわると、トーヤとサヤは元気よく買い物にでていった。  バルサはふたりがねむっていたワラをととのえて、そのなかにもぐりこんだ。チャグムはしばらくどうしようか、もじもじしていたが、やがて、床にしいていた手ぬぐいをもってバルサのとなりにやってきて、それを頭のしたにしいてよこになった。バルサは片目をつぶってわらってみせた。 「……いまはもう秋もふかまって、こんなに寒いからね、虫はいないから安心おし。ちゃんとワラにもぐらないと、風邪をひくよ。」  バルサは、ふと気づいておきあがり、荷のなかからもう二枚うす布をだしてチャグムにわたした。橋のうえを人がとおるたびに、足音がもろにひびく天井から、ばらばらと泥がふってくるのだ。